【教案】~てくださいーみんなの日本語第14課

みんなの日本語第14課

【教案】~てくださいーみんなの日本語第14課

導入

依頼

女の人はペンがありません。

男の人に聞きます。

ペンを貸します。ください。

ペンを貸してください

女の人は寒いです。

男の人に言います。

窓を閉めます。ください。

窓を閉めてください

生徒と先生です。

生徒は漢字の読み方がわかりません。

先生に聞きます。

漢字の読み方がわかりませんから、教えてください

指示

ここはどこですか。

空港です。

これは空港の人です。言います。

パスポートを見せます。ください。

パスポートを見せてください

学校です。

先生が言います。

黒板を見ます。ください。

黒板を見てください

勧め(申し出)

ここはどこですか。

電車です。

女の人はお腹に赤ちゃんがいます。

男の人は言います。

座ります。ください。

どうぞ、座ってください

接続

Vて形+ください

ロシア語話者向けに「て形」の説明をしてます。

【JLPT N5】て форма глагола (срединная форма глагола)

て形のプリントはこちら
て形のフラッシュカードはこちら

意味

相手に何かすることを依頼、指示、勧める意味で使われる文型。

例文

1. すみませんが、塩を取ってください。
2. すみませんが、道を教えてください。
3. すみませんが、手伝ってください。
4. すみませんが、写真を撮ってください。
5. すみませんが、暗いですから、電気をつけてください。
6. (試験で)名前を書いてください。
7. (授業で)聞いてください。
8. これ、お土産のチョコレートです。どうぞ食べてください。
9. どうぞ使ってください。
10. どうぞ休んでください。

ポイント

「てください」の3つの使い方

「てください」の文型は相手に何かすることを指示したり、依頼したり、勧めたりする表現です。

ここに住所と名前を書いてください。(指示)

すみませんが、この漢字の読み方を教えてください。(依頼)
ちょっと待ってください。(依頼)

ぜひ遊びに来てください。(勧め)
どうぞ座ってください。(勧め)

依頼するときは「すみませんが、~てください」で使われることが多いです。「~てください」だけより丁寧なので、何かを依頼するときはこの表現を使うように指導します。

練習

絵で導入・絵で練習
⇒書籍紹介はこちら。「13. 〜てください」に練習で使えるイラストが載っています。

て形に直す練習問題

1. 明日は朝早く【      】(起きます)ください。
2. 時間がありませんから、【      】(急ぎます)ください。
3. 暑いですから、エアコンを【      】(つけます)ください。
4. 次の駅で電車を【      】(降ります)ください。
5. 入り口でお金を【      】(払います)ください。
6. 毎朝花に水を【      】(やります)ください。
7. この漢字の読み方を【      】(教えます)ください。
8. 1日に3回この薬を【      】(飲みます)ください。
9. 明日はハイキングに行きますから、お弁当と飲み物を【      】(持ってきます)ください。
10. もうすぐ出発しますから、バスに【      】(乗ります)ください。

アクティビティ

準備中

この文型が扱われている教科書

私がこの文型を教えるにあたってよく使っている教科書を中心に載せてます。

GENKIⅠ第6課
⇒書籍紹介はこちら

どんどん使える!日本語文型トレーニング 初級
⇒書籍紹介はこちら

つなぐにほんご 初級1第12課

絵で導入・絵で練習
⇒「13. 〜てください」に練習で使えるイラストが載っています。
⇒書籍紹介はこちら

私のブログでもロシア人向けに「て形」と「~てください」の文法を説明しています。

【JLPT N5】て форма глагола (срединная форма глагола)

【JLPT N5】Грамматика てください “Сделайте пожалуйста ….”

説明が重複しているところもありますが、よろしければ教案づくりの参考にしてください。

 

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