【JLPT N2】文法・例文:~つつ
導入

T:女性はお金に困っています。どうしても今月の生活費が足りないので、申し訳ないと思いますが、お母さんにお金を借ります。
申し訳ないと思いつつ(も)、親からお金を借りた。

T:信号は何色ですか。
S:赤です。
T:そうですね。道を渡ってもいいですか?
S:もちろん、だめです。
T:この男性は赤信号で道を渡ってはいけないことを知っていると思いますか?
S:知っていますが、多分車がないので道を渡ります。私も急いでいるときときどきしてしまいますから、この男性の気持ちがよくわかります。
良くないと知りつつ(も)、赤信号を渡ります。

T:男性は今喫煙所でタバコを吸っています。この男性はタバコが体に良くないことがわかっていると思いますか。
S:わかっていると思いますが、仕事でストレスがたくさんあるので、やめられません。
T:そうですね。
健康に良くないとわかりつつ(も)、タバコがやめられません。
【例文】
1. 運動したほうが健康にいいとわかりつつ、ついついサボってしまう。
2. 明日試験なので、勉強しないといけないと思いつつ、やる気がでない。
3. 仕事中にゲームをしてはいけないとわかりつつ、ついやってしまう。
4. ファーストフードは体に悪いとわかりつつ、ついつい食べてしまう。
5. 子どものためにはならないと思いつつ、つい甘やかしてしまう。
【接続】
動詞[ます形]+つつ(も)
【意味】
〜けれども
…は悪いと思いつつ
…と知りつつ
「~と思いつつ(も)」「~と知りつつ(も)」などの形で、ある行為が悪いことだったり、誰かに迷惑をかけることだと認識していながらその行為をすると言いたい場合に使うことがよくあります。
ポイント
いろいろな「つつ」
次の3つの文を読み、「つつ」がどんな意味で使われているのか下から選びなさい。
1. 彼は仕事をしつつ、大学院で勉強している。
2. 悪いことだとはわかりつつ、うそをついてしまった。
3. 景気低迷のせいか、子どもを望まない人が増え、少子高齢化が進みつつある。
A ~ている(変化の途中)
B ~ながら(同時進行)
C ~けれども(逆説)
↓
↓
↓
1. 彼は仕事をしつつ、大学院で勉強している。(B)
2. 悪いことだとはわかりつつ、うそをついてしまった。(C)
3. 景気低迷のせいか、子どもを望まない人が増え、少子高齢化が進みつつある。(A)
練習問題
1. 「~つつ」にはいろいろな意味があるが、下のA~Cと同じ意味で使われている文を探し( )にアルファベットを書きなさい。
A:彼女との写真を眺めつつ、これまで二人で行った場所や過ごした時間を懐かしんだ。
B:ダイエットしようと思いつつ、甘いものを見るとつい食べてしまう。
C:長かった冬も終わり、春が来つつあるようだ。
1.( )彼女に騙されてると知りつつも、またお金を貸してしまった。
2.( )良くないこととは思いつつ、インターネットで見つけた文章をコピーしてレポートを提出してしまった。
3.( )私は大学に通いつつ、病気の母に代わり弟の面倒も見ている。
4.( )半分あきらめつつも、当日ギリギリまで勉強した。
5.( )家族の無事を祈りつつ、国へ戻った。
6.( )20歳未満はだめだと知りつつも、お酒を飲みました。
7.( )この1年間働いていないので、貯金が底をつきつつある。
8.( )京都にある「哲学の道」を歩きつつ、今後の人生について考えてみる。
9.( )悪いと思いつつ、カンニングしてしまった。
10.( )店員さんにかわいいですねって言われ嘘だろって内心思いつつも、嬉しかった。
11.( )帰りが遅い娘を心配しつつ、待っていました。
12.( )あの事件から30年が過ぎ、人々の記憶の中から、忘れられつつある。
13.( )店員さんに「かわいいですね」って言われ、「嘘だろ」って内心思いつつ、嬉しかった。
【この文法が出てくる教科書】
⇒第12章「ウォーキングシューズの開発」
1日1問
1) うれしい( )、応援していたチームが優勝した。
1)ことに 2)あまり 3)とおり 4)ままに
↓
↓
↓
答えは…1)ことに


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