私は昨日、友達と公園で散歩しました。
明日、モスクワに日本語弁論大会があります。
【書籍紹介】イメージでわかる 日本語の助詞
どんな本?
2022年12月に出版された新しい参考書です。初級で習う助詞、「が」「を」「に」「で」「まで」「から」「へ」「と」「の」「より」「や」と「は」が取り上げられています。イラストで学べるため、助詞の持つイメージを視覚的に学べるのが大きな特徴です。また、似ている助詞を比較しながら学べるので、違いをしっかり理解することもできます。練習問題もあるので、学習者の理解度チェックもできます。本冊は英語・中国語・ベトナム語の翻訳があるので、学習者が自分で勉強することもできます。
使ってみた感想
この本と出会ったときの感想は…。
なんでもっと早くに出版されなかったのーーー!!!!!(泣)
でした(笑)
助詞の違いなんて気にしたこともなかったので、日本語教師になってから「っえ?」っていうような質問を受け、「確かに何が違うんだろう…」と何度も自問したことも…。この1冊はまさに日本語教師の虎の巻。新米日本語教師のみならず、ベテランの方も教え方のヒントになるのでおすすめです。この1冊で初級で扱われる助詞の問題が解消されるんだったら、本当に安いものです。
独習にもおすすめ
こちらの参考書、イラストがとても多く、説明も必要最低限に抑えてあり、おまけに英語・中国語・ベトナム語の翻訳があるので、独習にも最適です。日本語学習者の知り合いがいれば、プレゼントとして贈ると喜ばれること間違いなし。
日本語学習者向けの助詞の参考書は見たことがないので、贈ってあげると重宝されると思います。
最後に
助詞に関する参考書って聞くと日本語教師向けの難しいものをイメージしますが、こちらは日本語学習が独習できるように配慮されていることもあり、とてもわかりやすいです。何よりもイラストが多用されていて、楽しく学べます。1冊持っていると、本当に便利です。
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